美容師スタイリスト必見!アシスタントを教育する時に必要なこと

美容師の夢はまずスタイリストデビューする事だと思います。
自分の時間を練習や勉強に費やしてきた結果に繋がる瞬間でもあり、1つの節目にもなりますよね?
しかしスタイリストになれば「アシスタントの教育」という仕事を任される事も多いでしょう。
今までは自分の事だけで良かったものが、自分以外の人の教育も任されるとなると、戸惑う美容師も多いはずです。
そこで今回は私が実際に行った「アシスタントを教育する為にまず必要なこと」を3つ紹介します。
教育を始める前にこれを行う事で、貴方自身もアシスタントに教育しやすくなりますよ。

アシスタントに教育する技術を自分でもう一度復習する

1つ目は「アシスタントに教育する技術を自分でもう一度復習する」という事です。
長年美容師をしていると、技術が出来るのが当たり前になってしまい「改めて見直す」という事はあまりしない人が多いと思います。
しかし「自分は分かっているけど、アシスタントは分からない」という事は教育していると多々訪れますので、ここで「何でこんな事も分からないんだ」と貴方が嘆いていたり、厳しい口調ばかりの教育になっていては何も前に進む事はありません。
アシスタントも成長しないですし、貴方も気分が悪くなっていい事がないので、まずは「アシスタント目線まで自分が下げてあげる」という事を意識しましょう。
例えば「シャンプー」という技術もアシスタントにとっては未知の技術ですし、わからない事や出来ない事の方が多いはずです。
「シャンプー技術のポイント点や、気をつけるべきこと、うまく見せる秘訣」など、自分で再確認しておく事でアシスタントの気持ちに少しでも寄り添う事が出来ます。
その為に必要な行動が「教育する技術を自分でもう一度確認すること」なのです。

アシスタントと信頼関係・話しやすい関係を構築する

2つ目は「アシスタントと信頼関係・話しやすい関係を構築する」という事です。
以前、私の経験としてこんな出来事がありました。
A先輩が教えるとスムーズにいう事を聞くけど、B先輩が教えると言う事を聞かないというアシスタントがおり、同じ教えてもらうという行為を受けているにも関わらず対応が違う子がいたのです。
しばらく観察していると、A先輩の話は身になっているけど、B先輩の話は全く身になっていない状態である事に気づいたのです。
ここで何が違うのか私なりに考察してみた所、2人の先輩の決定的な違いは「アシスタントとの信頼関係」にあったのです。
例えばA先輩はアシスタントの話を親身に聞いていましたし、アシスタントも先輩に話やすそうで何でも相談出来るように見えました。
しかしB先輩の方は、アシスタントの話をいつも遮り自分の主張ばかりしていて、威圧しているような雰囲気を出していたのです。
「教える」という事は割と誰でも出来る事ですが、その前段階で2人の先輩にこの差がある事で「アシスタントの成長スピード」が全然違ったのです。
どうしても指導していると「自分の方が分かっている」「自分の方が技術が出来ている」と思ってしまい、ついつい威圧的に指導してしまう人が多いですが、まずは「アシスタントと自分の信頼関係を構築する事」から始めてみましょう。
ポイントは、アシスタントの話が何かおかしいなと思っても「とりあえず最後まで聞いてあげる事」です。最初は忍耐が必要かもしれませんが、継続する事でアシスタント側も先輩の話をきちんと聞くようになりますよ。

どうしたら分かりやすく、伝わりやすいのかを研究する

3つ目は「どうしたら分かりやすく、伝わりやすいのかを研究する」という事です。
教える側にありがちなのが「自分の方が分かっている」「自分の方が技術が出来る」と思っていて、ついつい「自分目線で指導してしまう」という美容師が多くいます。
確かに貴方の方が知識も技術もあるかもしれません。
しかしアシスタントはまだそこまで理解出来るレベルではありませんし、すぐに理解する事には無理があります。
その為、「何でこんな事も分からないの?」「何で理解出来ないの?」と思う事があるかもしれませんが、それはただ単に貴方の指導力不足にあります。
「どうしたらこのアシスタントには伝わりやすいのか?」「どんな言い回しをしたら分かりやすいだろうか」という事を、まずは貴方が研究しましょう。
そうする事でアシスタントの理解力も早くなりますし、貴方の教育力や指導力も身についてくるので、お互いのスキルアップに繋がります。

まとめ

「人を教育する」と言う事は簡単な事ではありません。
アシスタントとスタイリストの思いがなかなか一致しない事もありますし、うまく伝わらなかったり、伝えられなかったりとお互い葛藤もあるでしょう。
しかしまずは教育に入る前に「アシスタントに教育する技術を自分でもう一度復習する」「アシスタントと信頼関係・話しやすい関係を構築する」「どうしたら分かりやすく、伝わりやすいのかを研究する」という事を行ってみてください。
この3つをするだけでアシスタントとの関係も深まりますし、成長スピードも早くなります。また貴方の教育力の向上にも繋がりますよ。

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