バンコクの日系美容室の給料事情

トレンドのヘアスタイルやメイク、ファッション、新しい薬剤等、日々変化する色々なことに関心を持たなくてはいけない職種の美容師。
そのため、美容師は好奇心旺盛な人が多い印象です。
『今は日本で働いているけれど、いずれは海外で働いてみたい。』そんな野心を密かに抱いていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
しかし、生活するにはお金が必要不可欠です。
そこで今回、私が働いている国、タイのバンコクでの美容師の給料事情についてお話させて頂きます。
通貨
日本と比べるとかなり低いと感じるでしょう。
英語が話せたり、日本語能力検定の合格ランクによっても給料が変わってくる為、日本人と同等やもっと稼いでいる人もたくさんいます。
ちなみに私たち外国人の最低賃金は、月収50,000バーツ(170,000円)と規定があります。
これはタイ人より高く設定することで、タイ人の雇用を守るという意味があるそうです。
言語はタイ語?
そうしますとお客さんはタイ人なのか、その場合の言語はタイ語なのか等も気になるところだと思います。
タイには日系企業がたくさん進出しており、約7万人の日本人が居住していると言われています。
日系スーパーや日本人街も有り、街中の至る所で日本語を目にすることが多く、日本なのではと錯覚するほど日本と変わらないような生活ができます。
ですので、お店にもよりますが日系の美容室ですとお客様のほとんどが日本人ですので言語の心配はありません。
もしタイ人を担当することになったとしても、通訳が常駐でいることが多いです。
バンコクでの美容室の給料事情と比較
1.日系美容室の給料
日系美容室の雇用形態には主に以下の3種類が採用されています。・正社員
5~60,000バーツ+歩合
・業務委託
業績によりますが売り上げの30〜40%
・パート、アルバイト
時給150〜200バーツ
日給1,500〜2,000バーツ
2.ローカル美容室の給料
未経験の場合、10,000~12,000バーツからスタートタイには日本のように、美容師免許というものが存在しません。
美容学校はあるのですが、実際は行かずに始める人の方が多い印象です。
ですので、タイ人はなろうと思えばいつでも美容師を始められるようです。
ちなみに日本の美容室は月曜休みが多いですが、タイの美容室は水曜休みが多いです。
タイでは水曜日に髪を切ると運気が下がると言われているそうです。
まとめ
日本よりも物価が安い点、ビザ発行のための資金をお店側が負担する、という点で給料は日本よりかなり下がります。
しかしながら、休暇はタイ国内や近隣諸国へ旅行へ行ったり、物価が安いため、美容にお金を費やしたりと充実したライフスタイルを楽しむことができます。
海外の美容室に興味がある方は色々な国を比較し、検討してみることも今後の目標となって良いかもしれませんね。