美容師としてステップアップするには?
スタイリストになり、更に技術磨いてステップアップしたいと考えている人は多いのではないでしょうか。 でも、どうやってステップアップをすればいいのかわからないという方。 私の体験談を含めてご紹介いたします。
働く美容室を変えてみる
個人店の美容室で働いていて、スタイリストが5人未満の場合、なかなか他のスタイリストから技術を盗んでも限界があります。
その美容室のやり方に凝り固まっている可能性があるからです。
ですから、転職をして違う美容室で働いてみるのも一つの手です。
そうすれば、スタイリング方法であったり、パーマのかけ方、カラー剤の選定の仕方、カット方法まで新たに知識として学べることが多くあります。
スタイリストになっても、ヘアスタイルや施術はどんどん新しくなっているので、常に勉強をしていかなくてはいけません。
1つの美容室でずっと働いていくことももちろん大切なことですが、技術に限界を感じたら、転職して美容室をあえてみるのも良いかもしれませんよ。
今からできること
1.外部セミナーや講習会に参加する
講習会に参加するのも良い方法です。メーカーが主催している講習会や、有名店で働くスタイリストが開催している講習会など様々な講習会が毎月開催されています。
多くは、美容室の店休日に合わせて火曜日に開催されているので、参加してみるのも良いでしょう。
おすすめは、使用しているカラー剤のメーカーが開催しているカラー講習。
狙った色に染められるように、モデルを使い実演を含めて教えてくれます。
いつも同じような色しか使わない、もっとカラーコントロールをしたいという方は、受けてみましょう。
私の場合は、東京都中央区で働いていた美容室が、講習やセミナーに参加すると費用を負担してくれていたので、いろんな講習会に参加していました。
休みを使っていくことになりますが、自分の知識に変えられ、スタイリストとしてステップアップできたと思います。
2.他の美容室で施術を受けてみる
休みの日に気になっていた美容室や、有名な美容室で施術を受けてみるのも有効です。美容師をしていると、働いている美容室で他のスタッフにカラーやカットをしてもらうことが一般的ですが、あえて違う他の美容室に通ってみると刺激になることもあります。
技術だけでなく、接客に関してもお客様の立場として客観的にみることができるのです。
そこで、このシステムは取り入れてみよう、こういった接客は避けようということが学べます。
技術に関しては、カット方法も見ることができますし、パーマに関しては、巻き方やロッドの選定も参考になるでしょう。
私も東京都中央区で働いていたので、銀座付近の美容室や青山の「SHIMA」や「ZACC」といった有名美容室にも通いました。
カット技術も勉強になることが多く、有名店では雰囲気の違いにもとても驚きました。
3.流行りのヘアスタイルを勉強する
流行りのヘアスタイルは、日々変化しています。ゆるふわパーマが流行ったり、ウェットな質感のボブが流行ったり。
これは、芸能人のヘアスタイルから流行ることが多く、ヘアカタログでも特集されます。
ですから、最新のヘアカタログでどんなヘアスタイルが今流行っているのか、これからどんなヘアカラーが流行るのかをいち早く知ることができます。
特に若い10代20代の世代のお客様は、流行りのヘアスタイルに敏感です。
常日頃から、流行りを意識することも大切です。