頭皮が弱いお客様におすすめのカラー剤

頭皮が弱いお客様は、必ずいらっしゃいますよね。
痒くなったり、赤くなったり、炎症してかぶれてしまうお客様もいます。
そのため、カラーをしたいのにできずに悩んでいる方も。
カウンセリングの時には確認しなければいけない事項でもあります。
そこで、頭皮が弱いお客様でもできるカラー剤をご紹介します。

カラーをして頭皮に炎症が起きてしまう理由

カラーをして頭皮に炎症が起きてしまう理由は、2つあります。
1つ目は、カラー剤の中に含まれているジアミンにアレルギーを起こしていること。
これが、頭皮がしみたりする一番多い理由となっています。
ジアミンとは染料のことで使用することで、少量の色素で濃く色を出すことができるため、ほとんどのカラー剤にジアミンが含まれているといっても過言ではありません。

ジアミンアレルギーは、急に発症することがあるので、今まで平気だったからジアミンアレルギーではないとは言い切れません。

2つ目は、過酸化水素が原因でしみている可能性があること。
髪を染める時には、髪を明るくするために過酸化水素が配合されます。
この過酸化水素に頭皮が反応してしみる感じがしてしまうのです。

髪のトーンが明るくなればなるほど、過酸化水素が多くなるので、暗めの色を選択すると大丈夫だというお客様もいます。

頭皮に優しいカラー剤

では、頭皮が弱いお客様にはどんなカラー剤がおすすめなのでしょうか。

1.ノンジアミンカラー

ノンジアミンカラーとは、その名の通り、ジアミン系の染料が含まれていないカラー剤のことです。
これまでは、ジアミンを使わないとキレイな発色や意図した色の表現できませんでした。
しかし、色素量を多くして、染料の組み合わせを変えることで、理想に近い色をつくりだすことに成功したのです。
これにより、ジアミンアレルギーでカラーができなかった方は、ジアミンを含んでいないカラー剤を使うことで、髪を染めることが可能となります。

最近では、ノンジアミンカラーを扱っている美容室が増えてきています。
ただし、ジアミンが含まれているカラー剤よりは、色のバリエーションが劣ることがデメリットです。

2.オーガニックカラー

最近では、オーガニックカラーの種類が増えてきました。
有名なオーガニックカラーは「ヘナ」です。
ヘナとは、ミソハギ科の植物を使用して、植物の色素で髪を染めていく方法です。
ヘナの葉を粉末にしたものにお湯を混ぜて使用していきます。

白髪染めによく使われていて、しっかりと白髪が染まるのも特徴です。
オーガニックなので、頭皮が弱くて白髪染めができないと悩んでいる方にはおすすめしたいヘアカラーです。
デメリットは、色味が限られてしまうこと。
明るい色味はありません。
また、色味が抜けてくると、白髪部分が緑っぽくなることも。

3.ヘアマニュキュア

ヘアマニュキュアは、髪の内部に色素を入れるのではなく、髪の表面をコーティングして染料を浸透させる方法です。
ヘアマニュキュアは、皮膚につくとなかなか落ちないため、頭皮には付けずに、コームで髪の毛だけに染料を付けていく施術方法です。
そのため、美容師も慎重に作業を行います。

髪や頭皮への負担もないですし、髪をコーティングしてくれるので髪のツヤがアップします。
黒髪には色はつかずに、白髪のみに発色するので、全体的に髪を明るくしたいといった方には不向きなカラーです。

まとめ

頭皮が弱くアレルギーがあるお客様向けに、3つの方法をご紹介しましたが、髪の色を楽しみたい、白髪を染めたいという方には、提案してあげると良いでしょう。
ヘアマニュキュアは、ほぼ100%の美容室で扱っているので、新たに薬剤を導入する必要もありません。
是非参考にしてみてください。

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