現状の集客とアフターコロナでの美容室集客方法
今回は現在大変な世の中となっている状況の中で美容業界だけではなく、集客が必要な業種、その中でも実店舗経営をされているお店での集客方法についてお話ししていきます。
ウィルス蔓延により全国的に非常事態宣言が発令し、国の不要不急の外出禁止により自粛要請が出ており美容業界ではお客様が全く来なくなり高い広告費を支払っている中で全く集客ができない状態となりました。
消費者側でも今回の事態にとてもシビアになっているところもあり、これから先の世界では常に密を避けなければならない状態、今まで以上の消毒の徹底が不可欠になりお客様をどう集客していかねばならないのか。
今回は現状コロナウィルスの世界とアフターコロナの世界での美容室集客方法について解説します。
緊急事態宣言が発令される前の集客とは
資金力の大きな美容室はもちろん最上級のプランを契約し高い広告費をかけ、結局のところ資本で勝負すると言ったところでした。
主に薄利多売型の複数店舗展開している美容室では最上級プランにし広告費が高くなろうとその分、集客力は増し、お客様は増やせる。
それゆえに結果回収できるから問題なし。という状況でしたね。
その点、資本力が大きくない広告費用を多く積めない美容室は資本力では勝負しない別の戦い方をしていました。
地域密着型でポータルサイトの必要ない戦い方。
ブルーオーシャンを開拓し競争しない経営。
ポータルサイトを使用しつつも一番価格の安いプランで自サロンが出店エリアにて何ページ目に来るかを理解して戦略的に広告運用する方法。
ホームページのみで集客する方法。
Instagramで個人でお客様を呼び込む方法。
様々な方法がありました。
資本力で勝負してきた美容室、資本力はないながらも策を考え別の方法で経営してきた美容室。
果たしてどちらが残るのか貴方はわかりますか？
緊急事態発令後の集客状況とは
そんな中、美容室はどうなったか。基本的にまず理容室、美容室が営業自粛の対象外となりました。これはあくまで強制的ではなく自粛なのでそのまま営業するかはオーナー次第となります。
ここで、強制されないのなら営業しよう。
ほかの美容室が休んでいる間に営業すれば休業している美容室のお客様が自分の美容室に流れてくるかもしれない。と一時的な小さな利益に目が行きそう言った策を成して集客しようと考える人もいます。
しかしお客様はとてもシビアです。
いくら自粛要請外の職業でも、美容室のような対人であり距離の近いサービス業ではコロナウィルスに感染する危険性があるのではないかとシビアに捉えられ客足は遠のき、売上は大幅に減少しました。
事実美容室で感染報告は少ないものの、クラスターなどの発生があり警戒心は高まっていました。
ここで資本で勝負してきた大手の美容室は大打撃です。
ホットペッパービューティに広告費を大きく積んでいたが、今回の事態によりいくらお客様の目に留まりやすい位置にありながらも集客効果は見込めず、お客様の減少。
リクルート側でも美容室経営者からの署名もあったのか、ホットペッパービューティ広告費の減額が発表されました。
ただし条件もそれなりに付きます。
掲載停止にしたり休業しているか等の条件がありました。
それでも掲載店舗側は嬉しい話です。
ここで一つ、いくら高い広告費をかけたところで事態によってはお客様が来なくなる。ということですね。
平和な世の中であれば広告運用でたくさんのお客様が来るので効果はありますが、現状の世の中、アフターコロナで果たして多額の広告費を積んでそれ以上の集客効果が見込めるのか。
ただポータルサイトに頼ればいいという話では無くなってきますね。
規模の大きな美容室とは違い個人経営をする小さな美容室ではどうなったか。
こちらは広告費にそこまで投資していないところでもお客様の足行きは悪くなりました。
地域密着でやっていてなお、都心部ではない場所での個人経営店では常連さんのみで成り立っていたりするのでそう言った顧客との結びつきが強い美容室ではそい売った方たちが多くはないが来てくれる事もありました。
感染拡大が抑えられている場所では都心部ほどの大打撃は受けていないところもあるようです。
中には全く来なくなり新規集客も出来ず店を閉めなければいけなくなる個人経営店もあります。
現状、高い広告費でも集客が見込めず、固定費による圧迫が激しい美容室。
広告費は抑えながらもコツコツとやりくりしている美容室。
どちらも集客としてみれば現状はとても大変な世の中となっています。
少しずつ緊急事態宣言も解除されてきており消費者側も気が緩んでくるでしょう。
解除されない県に比べたらとても集客がしやすい状況になりますが、気の緩みでまた感染が拡大なんてすればきっとまた同じことになります。
現状の世界とアフターコロナでの集客はどうすべきなのか。
アフターコロナ世界での集客方法
例えば2022年まで続くと言われていたり、1年は続くなどの憶測が飛び交っています。
そして経済状況の悪化が過去最大と言うことです。
経済状況が悪くなれば現金商売の美容室にとってもとても痛手となる事です。
人の所得は今まで以上に下がる事が目に見えており美容室に足を運ぶお客様はできるだけ金額の安い美容室に駆け込む可能性が大いにあります。
しかし値段が安いだけでは来ないでしょう。お客様は安心感も求めています。
新しい生活様式に従い3つの密、ソーシャルディスタンスは今後もずっと続く可能性があります。その中でお客様が求めるものの1つとしては安心感がとても重要になってきます
美容室側も多額な広告費を払っているだけじゃ選ばれなくなります。
消毒や密を防ぐ徹底した環境作りが重要になります。
お客様はシビアになりそこで判断する可能性も大きいです。
大規模美容室のような席数が数十席ある美容室はかなり減少する可能性もあります。
やはり不特定多数が出入りする美容室は感染拡大のない前の状況なら気にせずお客様も来ていましたが今ではその客足も遠のき店側も規模縮小をしなければいけない状況になる可能性があります。
そしてマンツーマン対応の席数が2席など小規模個人経営店が重宝されやすくなるでしょう。
消毒などもされ密にならず自分だけのプライベート空間という場はお客様から今まで以上に支持されるようになります。
現状とアフターコロナでの集客まとめ
・自社ホームページを使用し今まで以上の情報量を記載し集客
・消毒に、3密を防ぎその取り組みをきちんと伝え、安心感という価値を提供する方法
今回のコロナウィルスの感染拡大、そして緊急事態宣言が発令された状況を見て人は安心感を求めています。美容室集客で大事なのは高額な費用を突っ込み他力本願するのではなく小さな広告費用、固定費削減をし、なお今まで伝わり辛かった情報をより明確にし価値提供をする事。
そしてシビアに判断するお客様を安心させることができる環境作りの徹底が一番だと思いました。
貴方はこれからの世界で美容師としてどう考えていますか？
