東京都渋谷区原宿・東京都港区表参道美容師の詳しいお給料事情とは？
原宿・表参道といえば、全国でも美容室の激戦区のイメージが強い場所でもあります。
おそらく原宿・表参道特有の立地と、あのキラキラとしたハイセンスな雰囲気が人々をそう感じさせるのではないでしょうか。
今回はそんな人気な場所で働く美容師さんの詳しいお給料事情を、表参道で現役美容師の筆者がありのままお伝えいたします。
原宿・表参道美容師の平均年収が全国平均に比べて高いわけとは？
原宿・表参道で働く美容師平均年収は３６０万円となっています。
なぜこんなにも年収の差が出ているのでしょうか？
結果から言いますと、圧倒的な集客力の差が数字となって現れています。
原宿・表参道という立地は県外や県内からもアクセスがとても良く、美容室のみならずショッピングやご飯、デートなど人がとても集まりやすい傾向にあります。
都内で美容院に行くなら表参道、ショッピングなら原宿という思いから利用される方がとても多く感じられます。
ではこれから詳しいお給料事情の説明に入りますね。
美容師のお給料は、固定給と売り上げの歩合を合わせた金額がお給料になります。
特に自分のお給料に大きく関わって来るのがこの歩合となるのですが、歩合率は月の売り上げによって変動していきます。
例えば、筆者が勤めていたサロンでは月の売り上げが〜５０万円までは歩合率は５％、 〜１００万円までは１５％、〜１５０万円までは２０％と売り上げの数字が上がっていけばいくほど歩合率も上がっていくということになります。
サロンによってこの歩合率の差は多少なりありますが、そこまで大きな開きはないでしょう。
原宿・表参道という土地柄において家賃などの固定費は他の立地に比べて高くなってしまいますが、その分を補填できるほどの集客力を兼ね備えています。
さらに施術料金もそれなりに高い金額であったりしますが、技術やサービスに関してもやはり一流の美容師さんたちが多いので料金に見合った価値を提供し続けることで、お客様は価値を感じ少し高いお金でも通い続けてくれる。
そんな良いスパイラルが生まれている気がします。
さらにキャリアップするにつれて能力によってはディレクターや店長などの役職手当てがついたりすることで、経験を重ねるごとにお給料に反映されていきやすくなる制度もあります。
ここまで見て頂いて分かるとおり、美容師という仕事はやればやった分だけ評価されるインセンティブな職業です。
筆者の知り合いの美容師さんでは年収１０００万円以上の方もざらにいます。
ただここまでは良い面をご紹介しましたがまたその逆もあります。
原宿・表参道の美容師さんでも実は年収の差は顕著にあったりするのですが、お客様に多く支持されている人もいればそうでない人もいるというのが現状です。
スタイリストとアシスタントのお給料の違いは？
スタイリストは上記でも説明したとおり、お客様に可愛くかっこ良い髪型やサービスを提供してその対価にお金を頂きます。
アシスタントももちろん手伝ってもらったりしますが、個で生産性があるわけではありませんよね。
ではここで詳しくアシスタントのお給料事情を紹介していきましょう。
平均して大体１７万円前後の手取りが多いんではないでしょうか。
一般的な社会人の１年目などと比べて安いと感じるでしょうが、サロンによってはここから衣装手当てや技術チェックに合わせての昇給もあったりします。
筆者自身、経験があるのがカラーなどの練習モデルさんから頂く材料費というのを生活費に当てておりました。
材料費というのは練習モデルさんに使用した分の料金を頂くというもので、自分で値段を設定出来たりします。
最低限お店に収める金額は決まっているのですが、残りの差額は自分のポケットマネーにできたりしました。
この経験はもちろん生活に多少なり余裕ができたのですが、何より練習モデルさんとはいえお客様から対価としてお金を頂くという、非常に良い経験になりました。
まとめ
場所や土地柄による優位性などはもちろんのことお客様の期待度や働く側のモチベーションにつながりますが、１番大切なことは目の前のお客様に喜んでもらうこと。
その重なりがたくさんの方からの支持になり、売り上げも上がっていくはずです。
お金が全てではないですが、自分の努力や頑張りが報われ対価を得られるという喜びが美容師にはあります。
今後のみなさんのご参考になればと思います。
