札幌市白石区の業務委託美容室のお給料情報

現在、業務委託美容室で働いたことのない方にとって、実際にどのくらいの仕事量で、どのくらいの時間出勤すれば、いくらぐらい稼げるのかと具体的にイメージするのは難しいかと思います。
また、ご自身の収入とどのくらい差があるのかなど、気になりますよね。
そこで、今回は業務委託美容師の収入の特徴や、実際の働き方、収入例をいくつかご紹介させていただきます。

業務委託美容室は給料ではなく報酬

業務委託美容室は、「業務委託契約」を会社と契約し働きます。
個人事業主の扱いになるため、給料ではなく「報酬」を受け取ります。
社員になって働く美容室とは違い、スタイリストは基本的に「完全歩合制」です。

なかには基本給を保証してくれているところもあります。
「基本給+歩合」がつくというかたちです。基本給が保証されているということは、もちろん働く時間やシフトなど制限もあります。
ご自身の都合に合わせて、完全歩合か基本給保証があるところか選ぶといいでしょう。

報酬の割合は何パーセントぐらい?

歩合制なので「入客したら入客した分だけ」報酬が上がります。
では、報酬の割合は売り上げの何パーセントぐらいかと言うと、大体40%〜50%ぐらいが多いです。

例えば、100万円売り上げたとしたら、40万円〜50万円ぐらいが自分の報酬として手元に入ってきます。
残りの売り上げはどうなっているのかというと、材料費や場所代として会社に支払います。

この割合は会社によっても違いますので、契約する時に契約書などをよく確認してください。

報酬の割合は、フリーのお客様と指名のお客様で違いがある

これもお店によりますが、大体のところがフリー(指名ではない人)のお客様と、指名のお客様でもらえる報酬の割合が違います。
指名のお客様だと、フリーのお客様より少し「高く報酬」がもらえます。

例えば、とあるお店では
フリーのお客様の場合は、売り上げの40%が報酬となり、
自分の指名のお客様の場合は、売り上げの50%が報酬です。

この時、10,000円の売り上げだとしたら、
フリーのお客様の場合は、40%なので4000円。
自分の指名のお客様の場合は、50%なので5000円が自身の報酬です。
なので、指名のお客様を増やすと報酬の割合が高いので、必然的にたくさん稼げます。

契約先の会社が集客してくれる

面貸しも、業務委託美容師も、同じ個人事業主(フリーランス)ではありますが、大きな違いが集客の仕方です。
面貸しの場合は、自身で全ての集客をしなければなりません。
広告費はかけるべき経費ではありますが、自身で全てをまかなうのはとても大変ですよね。

ですが、業務委託美容室と契約すると、ホームページや美容系のアプリ、SNSなどを使って、契約先の会社が集客をしてくれるため、自身で集客をしなくてもお客様が予約してきてくれます。
これは非常にありがたいことで、あまり自分のお客さんがまだいない美容師でも、ある程度安定して稼ぐことができます。

業務委託美容室は歩合のため稼ぎやすい

歩合というのは不安定な部分もありますが、とてもわかりやすく、そして稼ぎやすいシステムです。

例えば、「今よりももっと報酬を増やしたい!」「今月は稼ぎたい!」と思った時、通常の美容室で働いていると難しい部分があると思います。
ですが、歩合の場合は結構単純で「働く時間を少し長く」したり、「働く日数を増やす」「単価アップする」などで、稼ぎを増やすことができます。

もちろん、単価アップや指名を増やしたりすると、稼げるようになるのは通常の美容室で働く社員も同じですが、働く日数や時間の調整は、フリーランスならではです。

そして、通常の美容室の社員でもお給料のシステムが「基本給+歩合」となっている場合はある程度稼ぐこともできますが、もし「基本給だけ」の場合だと、通常の会社員とは違って、残業や出張費などがつかないため、稼ぎを増やすことは少し難しくなってきます。

歩合制は「稼いだら稼いだ分だけ」。
もちろん不安定な部分もありますが、自分次第でいくらでも報酬を増やしていける術がたくさんあるといえます。

実際の収入はいくらぐらい?社員やパートとの違いは?

・社員やパートとして通常の美容室で働いた場合
例1:社員
日数:22〜24日
時間:1日9〜10時間
給料:18〜35万くらい

例2:パート
日数:22〜24日
時間:1日6〜7時間
給料:14〜18万くらい

・個人事業主(フリーランス)として業務委託美容室で働いた場合
例1:社員と同じくらいの時間で働く方
日数:22〜26日
時間:1日8〜10時間
給料:30〜50万くらい

例2:パートタイムくらいの時間で働く方
日数:18〜20日
時間:1日6〜8時間
給料:16〜20万くらい

上記はあくまで一例ではありますが、実例です。
同じ日数や時間で働いたとしても、業務委託美容室の歩合制で働くと、稼ぎが増えた、もしくは、以前より少ない日数や時間で同じぐらいの収入を得ることができるようになる傾向が高いです。

ちなみに、現役で業務委託美容室で個人事業主として働いている筆者の場合は平均してこのような感じです。

日数:18〜20日
時間:1日6〜8時間
給料:16〜22万くらい

生活できるくらいの報酬をいただきながら、日数と時間はわりと減らせています。

どのくらい働いて収入を得るのかも基本自由

社員で働く場合は、決まった日数や時間を働いて収入を得るという感じですが、個人事業主(フリーランス)になると大きく変わってきます。
大きく稼ぎたい方はよりたくさん働くこともできますし、プライベートを尊重したい方は、働く時間を生活に困らない程度まで減らすということもできます。
つまり働くということと、収入に関してかなり自由度が高くなります。
選択肢が多いというのはそれだけで心に余裕を与えてくれます。

実際に、筆者はあまり体が強くありません。
ですが、生活できるだけの収入を維持しながら、なおかつ美容師を続けることができているのは、個人事業主(フリーランス)として業務委託美容室で働けていることが、非常に大きいと感じています。
自分の体調に合わせて働けるということは、とてもありがたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?業務委託という働き方自体ができてから実はまだ10年弱くらいです。
美容師という仕事自体は、すぐに人工知能(AI)などに取って代わられるような職業ではないため、職業自体の価値も上がり、年々働きやすくなり、収入も上がってきています。
特に、業務委託美容室は稼ぎたい方にオススメできる形態だと思います。
働く時間にもよりますが、もし通常の美容室と同じぐらいの時間で働くのであれば、業務委託美容室の方が稼げる可能性は高いので、ぜひチャレンジしてみてください。

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