実体験！美容師が新宿で働いた時の気になるお給料と客層は？
世界一通勤で使われている駅が日本の新宿。
華やかな繁華街が在ったり大きなビルが立ち並ぶオフィス街が在ったり、外国人旅行者が多かったり…。
色んなイメージがありますが、そのような場所で美容師が働くとお給料はどれくらいになるのでしょうか？
また、１番気になるのが客層だと思います。筆者が実際３年間働いて貰っていたお給料や、自分の顧客になってくれた方、１度きりだけど珍しかったお客様…また施術が多かったメニューなどを紹介していこうと思います。
新宿の美容師のお給料はどれくらいか？
筆者が働いていたところは、老舗の伊勢丹や丸井などがある、比較的大人が集まる街でした。
しかし、美容室の単価は破格の値段でした。
青山や原宿と違って、年齢層や国籍を問わず色んな人がいます。
美容室の形態も様々で、何店舗かある会社もあれば、個人経営も多いです。
肝心のお給料は、筆者は完全歩合制のお店でした。
新宿は、歩合制や面貸しサロンが豊富に思えます。
なので、スタイリストとしてある程度のお客がいれば、会社で雇われるよりお給料はよく、毎月２５～３５万ほどでした。
しかしそこから保険などを引いたり、「今月は旅行に行きたいな」なんて月は少なくなります。
良かった点は、働き方が自由ということ。
これは、ガチガチに練習などで縛られ休みなども無かった筆者にとって信じられないくらいストレスが減りました。
今まで行けなかった友人との食事も仕事を早く切り上げ楽しめるし、もっと稼ぎたければ頑張った分だけ貰えるの で、これ以上自由な働き方は無いと思いました。
デメリットは、新しいスタイルや技術は誰も教えてくれないと言う事。
常に敏感になり自分で講習などに参加しなければ、技術の向上が無いことと、自分に甘い人は、この自由な環境に慣れると奈落していく一方だと言う事です。
自分で奮い立たせられなければ、稼げませ ん。
新宿の美容室の客層は?
富裕層が住む高級マンションも多いですし、歌舞伎町の様に夜の飲み屋も多いです。
逆に西口なんかは大手の会社が入った高層ビルが並びますので、客層で言えば、学生から主婦、昔から住むお年寄りなんかも多かったです。
筆者が働いていた新宿３丁目などは、電車のアクセスも良かったので、特に土日などは美容室の為に来てくれる方が多かったです。
買い物もしやすい場所なので友達同士でくる方も多かったです。
平日の昼間は大学生や近くに住む主婦、夕方からは新宿で働く会社員の女性、男性も沢山いらっしゃいました。
なので、青山や表参道に来る方とそこまでの違いはありませんでしたが、外国人の方や留学生、地方からの旅行者などは他の街より多かったです。
他の街とも少し違った特徴があった！
学生や主婦に比べて派手めだったり、見た目が大事な商売なので、ハイトーンのカラーのムラに厳しかったり、会話をしていてどこまで聞いていいの か、…など慎重な場面も多かったです。
気を使っているお仕事なので、美容室では一切会話したくないという方もいましたし、逆に沢山話してくれる方も多く、知らない世界を少し覗けた気分になりました。
会社員とは少し違う独特な雰囲気がありました。
また、スタイルの価値観も少し違っていたので、夜の街での「かわいい」「カッコイイ」を造るのに最初苦労しました。
筆者自身、仕事終わりに繁華街を歩いてみて人間観察をして勉強してみたり…。
また、新宿２丁目も隣なので、女装家や、男性が女性だったり、その逆もあったり。
骨格や額などが男女で違うので、技術面ではそこを補うのに苦労しました。他のお客様よりも接客には気を付けました。
筆者は今郊外で普通の主婦として生きていますが、振り返るととても貴重な世界を垣間見えましたし、彼らを通し勉強になったことが多いので、新宿という多種多様な大きい街で働けて、良かったと思います。
まとめ
お店も多いですし、働き方も社員や個人での歩合など沢山あり、お客様も様々です。
夜遅くなっても開いている飲み屋も多く、ストレスも発散できます。
しかし、時の流れが早く感じるので、自分がしっかりしていないと流されてしまうかもしれません。
ある程度美容師として経験を積んでから働くとより一層楽しく働けるかもしれません。
また、単価はそこまで高くないので数をこなす事も重要 になってきます。
スタイリストとして働く方は、自分の理想とする働き方と照らし合わすことも大事だと思います。
