手荒れをしてしまったけど美容師を続けたい!
どうしたらいい?

手荒れをしてしまい、美容師をなくなく辞めてしまう人はたくさんいます。
実際に、私も手荒れをして辞めていくスタッフをみてきました。
手荒れをしたら、美容師は続けられないのでしょうか。
続けるにはどうしたら良いのか、いくつか対策をご紹介します。
手荒れの原因
カラーやパーマをした際、お客様でも頭皮に炎症がおきるように、毎日薬剤に触れている美容師は、化学反応を起こしてより炎症を起こしやすいのです。
ひび割れが起きてしまうと、そこに髪の毛や薬剤がしみてしまい本当に痛いです。
ハンドクリームを塗っても、毎日たくさんのお客様を施術するので、ハンドクリームを塗ってもすぐに落ちてしまい、保湿がしっかりとされません。
美容学校では、手荒れを起こしていなかったのに、働き出してから手荒れが酷くなることはよくあることです。
また、元々アトピー体質の人は、少しの刺激でも手荒れを起こしてしまいます。
酷い人だと、全身に痒みがでてしまうことも。
手荒れをしてしまった場合の対策
1.ゴム手袋で対応
シャンプーや、薬剤を使用する際には、手袋を着用するようにしましょう。手荒れをしているスタッフには手袋OKの美容室がほとんどですし、最近の手袋は施術の邪魔に感じることも少ないでしょう。
アシスタントの時は、ブローやシャンプーに入ることが多いはず。
ゴム手袋でお客様の施術をするということは、これ以上悪化させないためにとても有効となります。
2.皮膚科に通って薬を処方してもらう
皮膚科で薬を処方してもらうことも予防や対策になります。皮膚科では、市販のハンドクリームよりも水分から手を保護する強力な医薬品を処方してくれます。
また、炎症や痒みを抑えてくれます。
美容師をしているうちは、なかなか完治は難しい手荒れですが、医師の判断の元適切な対策をすれば、美容師を続けていくことができるのでしょう。
良くなってきたからといって自己判断で使用をやめずに、定期的に通って治療をしていきましょう。
3.薬剤を使用したらしっかりと手を洗う
手荒れ対策をするためには、薬剤を使用したら石鹸でしっかりと手を洗いましょう。当たり前のことのように感じますが、忙しい美容師は、薬剤を使用したあと、サッと手を洗って次の施術に入ることが多くあります。
そうすると、何時間も薬剤が手についたままの状態になり、手荒れが悪化してしまいます。
1回1回、石鹸で手を洗えば、薬剤が手についている時間が減ります。
その後、油分の多いハンドクリームで保護をしてあげると更に効果的です。
4.低刺激のシャンプーに変える
アシスタントのシャンプーで手荒れを起こしてしまっている人は、低刺激のシャンプーで施術に入るようにしましょう。店長に手荒れをして辛いのでシャンプーを変えてもらえないか相談をするのも良いでしょう。
実際に、スタッフのことを考えて、低刺激のシャンプーに変えてくれる美容室もあります。
手に優しいシャンプーに変えることで、手荒れで苦痛だったシャンプーが少し緩和されるでしょう。
夜のスペシャルケア
手袋は、お肌に優しい素材を選ぶことが大切です。
手荒れの最大の敵は、乾燥です。
乾燥をさせないためにも、手に膜をつくってくれるワセリンを塗って、手袋でとれないように保護してあげましょう。
まとめ
まずは、手荒れの対策をしてみてください。
それでも、どうしても手荒れが悪化してしまう場合には、店長に相談してみましょう。