人気スタイリストは何が違う?
スタイリストといっても、ジュニアスタイリスト、トップスタイリスト、ディレクターなど様々なランクがあります。 美容師は年功序列ではありません。 人気がでてこそ、トップスタイリストと呼ばれるようになるのです。 では、人気のスタイリストはどのようなことをしているのか、普通のスタイリストと何が違うのかをご紹介します。
人気スタイリストはここが違う
1.カルテにお客様の情報をしっかり記入
まず、お客様1人1人のカルテに、カラーやカット、ヘアスタイルの要望や会話の内容などをしっかりと記入するように心がけています。次回来店した際に、また同じ会話をしない様にしないためです。
例えば、お客様が旅行すると話していたら「前回、旅行いかがでしたか?」など会話の糸口にもなります。
また、お客様も会話を覚えていてくれたと嬉しくなりますよね。
細かく記入しておくことで、技術だけでなくお客様にとって居心地の良い特別感のある雰囲気づくりができているのです。
2.ヘアスタイルの撮影を頻繁にする
人気スタイリストは、HPやホットペッパービューティー、SNSに自分がつくったヘアスタイルをこまめにアップしています。撮影会をしているスタイリストもいますが、来店されたお客様の中から、とても良くできたと思えるヘアスタイルを撮影させてもらいアップしている方も多いようです。
もちろん許可は取る必要はありますが、基本的には嫌がるお客様は少ないように思います。
ヘアスタイルをたくさんアップすることは、それだけ見てくれた人が気に入る作品の選択肢が増えるということです。
可愛いなと思えるヘアスタイルがあれば、指名して来店してくれることにつながりますから。
3.見た目も気を付けている
人気スタイリストは、は見た目にも神経を使っています。自分に似合うファッションや流行を取り入れるなどの意識も高いです。
同じ技術を持っていても、太っていて清潔感のないファッションをしているスタイリストよりも、オシャレでスタイルの良いスタイリストに施術をしてもらいたいと思うのは、老若男女問わず同じでしょう。
自分を売り込むマーケティング力は、見た目も大切だということです。
実際、カリスマと呼ばれる美容師は、年齢を重ねてもオシャレですよね。
人気スタイリストになるためにすべきこと
1.コミュニケーション能力を身に着ける
まずは、なによりもコミュニケーション能力を身に付けましょう。必ずしも会話をしなくてはいけない訳ではありません。
むしろ、静かに雑誌を読みたいお客様もいます。
その空気感を読むことも重要です。
お客様にリラックスしてもらい、良い気分を感じてもらったりする能力が必要なのです。
その中で、楽しい時間をつくるためにコミュニケーション能力を身に付けることで、人気スタイリストになれる可能性がでてきます。
2.予約を入れすぎない
予約を入れすぎているあまり、お客様の施術が流れ作業になっているスタイリストが多くいます。確かに、人数をこなすことは大切なことです。
ですが、流れ作業にならずに、丁寧にカウンセリングをしてお客様の要望をしっかりと聞き、提案してあげることが大切なのです。
予約を入れすぎて待ち時間が長くなり、尚且つ施術が雑になるとリピーターのお客様にも逃げられてしまう可能性があります。
ですから、予約は入れすぎず、できる範囲で一人一人丁寧な施術を心掛けましょう。
3.提案力を身に付ける
人気の共通点として提案力があることがあげられます。自分にはどんな髪型が似合うのか、髪質で悩んでいるお客様、それぞれの悩みを持って来店されます。
ただ施術をするだけでなく、その悩みに答えられ、提案ができる美容師が信頼されるのです。
ですから、提案力を身に付けることは、人気スタイリストになるためには、必要なスキルです。
まとめ
お客様のことを考え、今自分に足りないものを確認してみましょう。