美容室1人経営のメリット・デメリット
「だいぶ腕に自信もついてきたしそろそろ独立しようかな~始めるとしたらまずは一人で始めるけど1人ってやっぱり大変なんかな?」
独立するとなればまずは、自分ひとりで始めることを考える方も多いと思いますが1人経営のメリット・デメリットを知っておくことで実際に始めた際のイメージのギャップを抑える事が出来ると思いますので解説していきます。
美容室一人経営のメリット
美容室1人経営のデメリット
結論から言うと1人経営は最高だけど辛い時もあります。
詳しく解説していきます。
美容室一人経営のメリット
・売り上げがすべて自分のもの
・休みが好きに取れる
・嫌なお客様は断れる
・内装も自分好みにできる
まず1人経営の1番のメリットと言えるのは売り上げが全て自分のお金になるところです。今まで雇われだったり面化し美容師だった時は自分の売り上げの何パーを上の人間にとられてきていたの全て100%自分のものにできます。
美容師を目指す上でやった分だけお金が増えると言うのは新卒の頃誰もが憧れた状況だと思います。
単純に1日4万円円売り上げて25日営業すれば100万円売り上げが立ちます。
100万円てかなり魅力的ですよね。
次に休みが好きなときに取れることです。
雇われだった時はお店が決めた固定の休みしか取れず体調が悪かったりしても休むのはなかなか難しいのが雇われ美容師。
それに変えて1人経営であれば少し体調が悪い日は急にお休みにすることもできます。
友人の結婚式なども上司に許可を取る必要もなくなんの気兼ねなく参加することができて心の健康にも良いでしょう。
逆に1ヵ月間休みなくフルで働いてその次の月は23週間まとまった休みを取って海外旅行に行くことだってできます。
1人経営じゃなかったらこんな簡単に休みを取る事はできないでしょう。
そしてここは僕が自分でやっていいなと思った点ですが苦手なお客様は断ることができます。
接客業として苦手があってはどうなのかと思われる方もいると思いますがやはり合う合わないっていうのは必ず存在します。
毎回その人の予約が入ったときに憂鬱な思いをしながら仕事をするのはせっかく自由にできるのにもったいない。
自分で予約を調整することができるので予約が埋まっていると言うことを伝えて断ることができますので自分がやりやすいお客様と仕事を進めていくことができます。
これは頑張って独立した美容師の特権だと僕は感じています。
そしてこれは独立する際の楽しみである内装外装を自分好みにすることができる店です。
待合のレイアウトやいろんなアンティークな小物など自分の好きなように置くことができます。
ちなみに僕はゲームが好きなので待合にスイッチを置いてお客様と一緒に対決したりします。
お金に余裕があればいくらでも自分好みのお店を作り上げることができるので最高です。
1人経営のデメリット
・お店の雑務を全て自分がしないといけない
・売り上げがないとき相談相手が居ない
・1人でこなせる限界がある
・病気になったらツライ
次に1人経営のデメリットについてですが、お客様の接客はもちろんですが店内の清掃、電話対応、経理処理、集客などそれ以外にもありますがお店の事すべてを自分がする必要があります。雇われ美容師だった頃はただ来たお客様をこなせばよかっただけですが自分で経営していくためには、様々な業務をマルチにこなしていく必要があります。
そして売り上げが思ったように上がらない時に相談する相手がいないのもデメリットです。
どうしても人は1人だとうまくいかない時はネガティブな気持ちになりやすいので、そこを踏ん張れるメンタルが必要になってきます。
またお店の売り上げを1人でこなせる限界を感じると思います。
普通の美容室であればどれだけカットが早くても途中のシャンプーやドライが入れば30分ほどは時間がかかってしまいます。
1人ではなくアシスタントなどを雇っていれば自分がカットをしている間にアシスタントにシャンプードライなどその他のヘルプを任せることができるので売り上げを伸ばすことができます。
アシスタントを雇った場合はその子の技術向上を見てあげる必要があるので責任感は出てきます。
そして最後に、病気になった時が辛いと言う店です。
自分の体調が悪くなった時は休めば良いのですが休んでる間は売り上げが1円も発生しないので、貯蓄に蓄えがないとなかなか思ったように休むことができません。
1人頃は日々の体調管理がとても大切になってきます。
まとめ(美容室一人経営のメリット・デメリット)
僕が3年間美容室を1人経営してきて感じた事は結局メリットとデメリットは表裏一体でつながっているなと感じました。
売り上げは全部自分のものになるが限界がある。
好きに休めるが休んでいる間はお金は無い。
こういったことを踏まえて自分でするとギャップなく上手に形していくことができるでしょう。
最終的には人を雇って店舗を増やしていくのが経営者として生き残っていく道ではないかと思います。