名古屋の業務委託美容室での働き方や給料、待遇、福利厚生について
一昔前までは、美容師は『給料が安く、労働時間も長く、きつくてつらい。』というイメージの仕事でした。
しかし、近年では美容師の働き方は大きく変化しつつあります。特に業務委託・面貸しという雇用形態ができてからは、美容師の給料はぐっと上がり、勤務時間も比較的自由になりました。
そこで今回は、私が働いていた名古屋の業務委託契約サロンでの働き方についてお話しします。
雇用形態について
まず、1番多い雇用形態はスタイリストが個人事業主として、サロンに属するというものです。この場合は、簡単に言うと、正社員とは違い、独立するということです。
業務委託契約は自分の店舗を構えずに、サロンの一角に席を借りてお客様を施術するというものですので、実際に自分で店舗を所有して独立するものとは違い、金銭面でのリスクが避けられます。
また、業務委託契約にも様々な勤務形態があるため、時短勤務や土日休みなど割と自由な働き方をする方もいます。
『家庭があり、働ける時間に制約がある。お客さんがついているが、パートタイマーで働くと時給制なので給料に納得できない。他の仕事と掛け持ちをしたい。』という方には適した働き方と言えるでしょう。
ただし、正社員ではないため、自身で確定申告を行い、税金や保険料を納める必要があります。
さらに、サロンによってはアルバイト、パートタイマーのスタイリストを採用していることがあります。
こちらは通常のサロンとほぼ同じような雇用形態となっています。
給料について
業務委託に関してはおおよそ40%~70%のコミッションが相場と言われています。
個人売り上げの金額によって、コミッションのパーセンテージが変動するというものです。
そこから、席代、タオル代、材料費等が差し引かれた金額が給料となります。
待遇について
また、最近ではSNS手当てというものが付与されるサロンもあります。ブログやInstagram等を、月に更新した回数によってコミッションが付与されるというスタイルです。
スタイリストのモチベーションも上がりますし、お店としては多額の広告費用をかけずき宣伝にもなりますので、お互いにとって利益があると言えるでしょう。
福利厚生について
しかし、会社によっては食事会や講習会を設けているサロンもあるようです。
また、会社で依頼している税理士がいる場合は、個人で依頼しなくても済むため、手間が省けます。
まとめ
アシスタントを使わず、1人のお客様を最初から最後まで自分で担当できるので、自分の思うように働けるため、充実すると言えるでしょう。
また、正社員として働いている時と違い、自由な働き方ができ、たくさん担当できれば収入も増えるため、今後業務委託サロンで働くスタイリストはさらに増えることが予想されます。
今の働き方に疑問を覚えている方や自分の実力を試してみたい方は、一度検討してみても良いかもしれませんね。