この世界で生き残る美容室は低価格サロンと高価格サロンの二極化に!?

今回は【この世界で生き残る美容室は低価格サロンと高価格サロンの二極化になる】といったテーマをもとに解説していきます。
あくまで今の世の中の状況と美容業界を絡めた予想をお話しします。
今はまだ収束されていない状況の世の中で頑張っている美容室経営者さん達はたくさんいます。
他の業種のほうが経済的大打撃を受けている職もありますよね。
緊急事態宣言が解除された県もあれば解除されていない県もあります。
きっと完全に収束する日は遠いでしょう。
そして生き残る美容室、そうじゃない美容室が出てきます。
どんなサロンが生き残るのかを解説していきます。

アフターコロナの世界で生き残る美容室

1.低単価サロン

アフターコロナの世界で生き残る美容室は【低単価の美容室】と【高単価の美容室】の2種類になるのではないかと予想しています。
今現在の美容業界は大手サロン、個人経営サロンの中で低単価、中単価、高単価とある程度分かれています。1000円カットを代表するQBハウスなどは低単価でありつつブランディングがしっかりとしてあり棲み分けもしているのでアフターコロナの世界でも存続していくと思っています。
最近だと低単価、所謂プチプライスでお洒落になれて毎月通えると謳うサロンが増えてますよね。これは主に業務委託という働き方ができる美容室です。
一時期は【2022年のインボイス制度により業務委託サロンは終了】といった情報が飛び交っておりましたが、それは経営者により対策が違うので実際そこで終了するかは不明ですが今の現状、そしてこれからの世界の状況によっては【低単価サロン】は生き残るであろうと考えます。
まず美容室の数は圧倒的に低単価サロンが多いです。
結果、価格競争で潰し合っているのも事実ですがお客様からすれば数の多い低単価サロンは喜ばれることでしょう。
ただ数が多いだけにメリットデメリットもあります。これからの世界でただ安いだけでは生き残りるのはほぼありえません。
ただただベルトコンベアのような状態でやるのではなくサービスに重きを置く低単価美容室が生き残ります。
これはどの美容室でもそうですが価値提供をしっかりすることです。
現状では経済へのダメージはとても大きくこの先どのくらいでもとに戻るのか、それとも下がるのか。これはお客様の経済状況に大きく関わります。
経済的にお客様の所得が下がり、より消費をしない時代が来る可能性があります。
そのような流れになるようであれば、もしヘアスタイルの持ちが良くなかったとしてもお客様は価格の安い美容室に積極的に足を運ぶことが増えるでしょう。

質より値段を選ぶタイプの人がいるから成り立つ部分でもあります。コロナウィルス前の世界とアフターコロナの世界で同じような経営をしていたら厳しいでしょう。
低価格で勝負していくのなら安くてもクオリティが高い技術。顧客のニーズがよりシビアになることも考えられますね。
働く美容師さんも単価が安いから手を抜こうなどと思わないようにしてくださいね。
今まで以上に知識や技術の勉強をする必要があります。

2.高単価サロン

低単価の美容室の次に生き残るのは高価格帯の美容室です。
この形態で経営しているのは小さな個人経営の美容室に多い。
まだ大手が参入することが少なく、またマンツーマンの美容室も多く、アフターコロナの世界を考えても密にならない場所、空間は尊重されるため、お客様からすれば不特定多数の人が出入りする低価格帯美容室と比べ少なからずそれが安心材料ともなる。
例えばお客様に着けるカットクロスなどのクロス類、いくら消毒してますとアピールしても完璧な消毒方法ではない為警戒するお客様もいるかもしれない。いろんな人に着けているクロスを個人店ならば1人ひとり別で専用クロスを提供することも容易にできる。
また高単価サロンであれば初めから狙っているターゲットを絞り込んでいるため、お客様の所得が例え少し減少したところで髪や美容にかける金額を惜しまない傾向もあるのでアフターコロナの世界でも支持はされる。
もちろん今まで以上に特別感を出してあげる必要はあります。
高単価サロンならばやはり長持ちする技術の提供ができるサロンが選ばれていきます。一度払う金額でどれだけ長持ちして、どれだけ価格以上の価値提供をできるかがとても大事になってきます。
ただし低単価サロンと比べると高単価サロンは長い目で見る必要があります。
アフターコロナの時に出店をする場合、そしてその様な場所で働く場合は辛抱する時間が長いかもしれません。
そこで諦めて低価格にしてしまってもそういった美容室が生き残ることはないです。

高単価サロンは高単価サロンで動員が多くない分、別の戦略と戦術が必要です。
今まで以上の技術、サービス、価値提供を強めなければいけませんね。

現状のコロナとアフターコロナで消える美容室

今の時期数々の企業が倒産をしています。
その中で今からアフターコロナの世界で消えていく美容室とは。
まず街中に出店しているテナント物件契約の美容室です。
今回のコロナウィルスにより緊急事態宣言が発令し、長きにわたる自粛が続いています。
街中に出店しているテナント契約の美容室は家賃という重い固定費がのしかかってきます。
売り上げがなく、また社員も雇っている美容室ではとても重く美容室を閉店せざるを得ない状況になる会社も多いです。
そして広告費です。街中出店、多額な広告運用をしている会社も厳しくなってくるでしょう。

経営者の能力不足で自転車操業になってしまっている場合も厳しいです。
消えていく美容室としては
・進化をしない美容室
・多額な広告費に頼りきってきた美容室
・固定費の中でも一番費用のかかる家賃契約をしている美容室
ですね。

そしてもう一つ。
【高価格サロンをつくりたい】と言っていながら【高い単価のサービスの良さ】をそもそも分かっていない人が作るお店。
自分が安いお店しか行かなかったり安さを選ぶ基準にしているから同じような価値観のある人にしか選ばれないお店になります。
そんなお店、不安定極まりないのです。
注意が必要ですね。

消費税が10%に増税された時、ヘアサロンのような【生きる上では後回し】になりやすいサービス業はそれだけでもかなりダメージを受けました。
低単価のサロンでも消費者にどれだけ消費税を感じさせないことが大切でした。
今のコロナウィルスが蔓延した世界で、消費者が自粛ムードに耐えきれず緊急事態宣言が解除された県では、お客様の気持ちも爆発し今ではヘアサロンで髪を綺麗にする、リラックスできるサービスを生活する上で後回しにできるように捉えるサービスではなくなっています。

今回の事態がきっかけで改めてヘアサロンは必要なサービス業だと認識されました。必要とされる世界で消えず常に選ばれる美容室であるべきですね。
これからは無駄に高い固定費をかける美容室も少なくなる可能性も高いと思います。

中価格帯の美容室は生き残らないのか

大きい会社の美容室は残るでしょう。
ですが小さな美容室で中価格帯のところは果たして生き残れるかどうか。
値段の安さに価値観も持っている人、そしてそれとは反対に高額ではあるがその金額に見合った技術、サービスを求める人。
本来であれば松竹梅の方式で真ん中が多く選ばれるはずですが今後の世界経済情勢では中途半端な真ん中というのは選ばれにくくなる可能性があります。

タイトルの通り今後、美容室のあり方は【安いながらもクオリティの高い低単価美容室】と【他には真似できない特別感あるサービスと数ヶ月持つ質の高い技術を持った高付加価値の高単価サロン】の二極化が進んでいくと予想しています。


以上、この世界で生き残るの美容室は低価格サロンと高価格サロンの二極化に!?でした。

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