子供ができたら産休育休は取れる?
女性美容師が結婚したら

美容師をしながら、結婚出産をすることは可能なのでしょうか。産休や育休は取れるの?
働いていた東京都 中央区の美容室を例としてご紹介します。

美容師の結婚相手の統計

これは、私が働いていた美容室の統計ですが、美容師の結婚相手は同業者が多いです。
同じ美容室のスタッフ同士はあまり恋愛には発展しませんが、美容学校の同級生だったり、講習などで出会った美容師だったり。
休みが合わせやすいというのが、一番のメリットですし、仕事の相談ができること、理解しあえることが大きいと思います。
他にも、お客様と結婚したスタッフもいました。
私もその一人ですが、美容室マジックがあり、美容室の箱の中で働いているとカッコよく、可愛く見えるようです。
なので、美容師の恋をする学生の女性も多く、バレンタインにはチョコレートをもらっているスタッフもいました。
これは、私が働いていた中央区の美容室の統計なので、一概には言えませんが、結婚相手は同業者かお客様が多いです。

美容師としての結婚したら働き方を変えられる?

もし、結婚したら働き方を変更することはできます。
アシスタントは出来ませんでしたが、スタイリストはパートになることができます。
出勤日数を減らすこともできますし、時短にすることも可能です。
その分お給料は減ってしまいますが、労働日数と時間が減るので、プライベートと仕事の両立がしやすくなります。
美容師は、平日休みが多いので、土日祝日休みのお仕事をされている配偶者とはなかなか休みを合わせることができません。
そのため、女性は結婚を機に退職をされる方が多くいます。
ですから、その後も働くことができるように、パートでもOKとされていました。
時給制になりますが、お客様を担当し売上に応じての歩合もお給料に反映してもらえましたし、結婚をして退職するスタッフは少なくなりました。
美容室は、入れ替わりが激しく人手不足なので、辞めてしまわないようにそれぞれ対策をしています。 美容室によるとは思いますが、私の働いていた美容室は、個人店だったのでスタッフ同士も仲が良く、パートになっても誰も不満を言っていませんでした。
理解しあえる間柄になれるのも、毎日一緒に働いているスタッフと関係性ができているからだと思います。

妊娠中に美容師はできるの?

立ち仕事なので、多少は配慮してもらえます。
休みを増やしてもらったり、病院の日があれば、早退もできます。
スタイリストだと指名のお客様があるので、指名が入っている日にお休みする場合は、違うスタッフがお客様に電話連絡を入れて、他の日にかえてもらうか、違う担当者でも良いかを確認します。
お客様に迷惑をかけてしまうことにはなりますが、妊娠中なので理解が得られていると思います。
妊娠して辞めてしまうスタッフもいましたが、体調の変化をみながら働ける環境は整えられています。

妊娠したら産休育休は取れる?

産休育休は取れません。
とれないというよりも、出産して戻ってくることはできますが、福利厚生がしっかりとしていなかったので、雇用保険、社会保険料などは会社で負担してもらっていませんでした。
福利厚生がしっかりと整っている大手の美容室では産休育休を取れることもありますが、美容業界では珍しいといえます。
個人店や、数店舗展開している美容室では、なかなか社会保険や雇用保険に加入していることは少ないのが現状です。
このように、国民健康保険を自分で払っていたので、そもそも産休育休でもらえる助成金が、対象外となります。
美容室に戻る場所はあるが、一般的に育休でもらえる助成金は対象外なので、実質産休育休がとれるとはいえません。
ですが、出産後、保育園に預けることができたスタッフは、戻ってきて一緒に働いてくれていました。
子供が熱をだしたり、急にお休みをすることになったり、大変そうでしたが、戻る場所はあるので、再就職先を探さないといけないということはありません。

美容師以外の働き方

美容師免許を持っていると、美容師だけでなく活かせる仕事もたくさんあります。
まつ毛エクステをするアイリストや、ウィッグ専門店での販売、老人ホームなどに訪問する訪問理美容などです。
結婚、出産を機に、体力的に美容師は厳しいので退職します!と辞めたスタッフは、登録制の訪問理美容で働いていました。
美容師免許があれば、時間が取れる時に仕事をするスタイルに変更することもできるのです。

まとめ

美容室は、産休育休がとれることは少ないです。
ただし、戻ることができる環境は整えられているので、出産後に戻ってパートなどで働いているスタッフもたくさんいます。
結婚を機に働き方を変えることができるので、家庭との両立ができないということもありません。
早く結婚した女性スタッフは、スタイリストになるまでは、妊娠しないと言っていました。
その方が、出産をして戻ってきた時にアシスタントよりもスタイリストの方が、活躍ができるからです。
出産を控え一旦お休みに入るスタッフには、みんなでお祝いをしてプレゼントをあげました。
こういったことも戻ってきやすい環境をつくれているのだと思います。
手に職なので、いつでも仕事復帰ができることは、美容師の特権ではないでしょうか。

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