アシスタント必見！練習モデルさんに継続して来店して頂く施策とは？

アシスタントはモデルでの練習が必ず必要になります。
そのため「練習モデルさんを探して来てね」と先輩に言われるでしょう。
もちろん探してくる事も勉強にはなりますが、毎日だと大変ですし、なかなか探しに行く時間のないアシスタントもいます。
でもモデルさんが継続して来店して下さったら、何回もモデル探しをしなくてもいいですよね？
そこで一度ご来店頂いた練習モデルさんが、継続して来店して頂くためにどんな施策を行えばいいのかを紹介します。

モデルさんの来店周期を聞きだして連絡をする

１つ目は「モデルさんの来店周期を聞きだして連絡をする」ということです。
人は必ず美容室に来るタイミングというのが決まっています。
あまり美容に関心のない方でも「大体このくらいで髪を切りに行く」と決めている方が多いので、まずはいつもどのくらいの周期なのかを聞きましょう。
またモデルさんの連絡先を聞くのも重要です。
次回の来店を促すという目的もありますが「家でどうだったか仕上がりの確認が出来る」「普段のスタイリングのやりやすさが聞ける」「モデルさんが髪型について何か困っている時に連絡がしやすい」というメリットがあるので、ラインやＳＮＳなど交換しましょう。
もしモデルさんが２カ月くらいの周期というのであれば、２週間前に一度こちらから連絡やＤＭを送りモデルさんに連絡します。
これを行う事であなたの事を思い出してくれるので、次回の来店に繋がりやすいです。

次回の来店はいつ頃にするといいいのかを伝える

２つ目は「次回の来店はいつ頃にするといいのかを伝える」ということです。
これはお客さんにも言えることですが「自分が次回、どのタイミングで美容室に行けばいいのか把握していない」という人が非常に多いです。
そのためいつに来店するのがベストなのか伝えてあげると親切な美容師だと思われる可能性が高いです。
その際には「何故このタイミングなのか」という部分を明確に伝えることがポイント。
例えば「襟足の長さを今回は短くしましたが、１ヶ月半くらいすると首元にかかってしまい気になると思うので、１ヶ月くらいで来店して頂くといいですよ」というように伝えてください。
この「何故１ヶ月後に来店するのがいいのか？」という部分が明確になっていますよね？根拠をきちんと提示することでモデルさんも納得してくれますし、次回もこの美容師さんにお願いしたいなと思われる確率が高くなります。
私自身もこの方法で継続して通ってくださるモデルさんを増やすことが出来たので、とてもおすすめです。

モデルさん限定の施策を打ち出す

３つ目は「モデルさん限定の施策を打ち出す」ということです。
練習モデルさんを引き受けてくれる人の心理には「価格が安い」「お得に施術してもらえる」という心情が必ずあります。
そのためせっかく施術やあなたの 事が気に入っても、次回の来店に繋がらないということもありますが、これではもったいないですよね？そこでモデルさん限定の施策を行ってみましょう。
例えば「次回ご来店頂いた方にトリートメントを無料で施術します」「次回ご来店頂くとヘッドスパが半額になります」など、オプションメニューの施策が１番やりやすいですし、モデルさんにもお得感が伝わります。
モデルさんの多くは「普段オプションメニューはやらない」という人が多いので、いつもと違う体験を美容室で出来ることを魅力に感じるでしょう。
また施術の割引ももちろん魅力的ですが、「毎回割引にする」という方法はあまりおすすめしません。
何故なら「正規料金を頂く」という事であなたの責任感を養うこと出来るからです。
またモデルさんをお客さんにするという事が１番理想の形だと思います。
そのため「正規料金でもあなたに施術してほしい」と言われるような美容師を目指せるといいですね。
そのためにもモデルさん限定の施策は「オプションメニューから考える」という方法がおすすめです。

まとめ

アシスタントにとって練習モデルさんを連れてくるのは大変なことです。
毎回探すのに時間も労力も使いますよね？
日々タスクの多い美容師さんが効率よくモデルをこなせるように「継続してモデルさんに来店してもらう」という事を頭に入れておきましょう。
そのためには「モデルさんの来店周期を聞き出して連絡をする」「次回の来店はいつ頃がいいのかを伝える」「モデルさん限定の施策を打ち出す」ということをやってみましょう。
ポイントは「そのモデルさんの事を考えた上で周期を伝えたり、限定施策を説明すること」です。
きっとあなたと他の美容師さんとの違いを実感し、次回の来店につながるでしょう。