薄毛が目立たないようにカットしてほしいといわれたら?おすすめヘアスタイル4選
男性は、年齢と共に髪が薄くなってしまうことがあります。
それをカバーした髪型にしてほしいと注文されることもよくあります。
では、薄毛が目立たない髪型はどんなものがあるのでしょう。
ポイントと共にご紹介します。
薄毛が目立たないようにするポイント
1.髪は伸ばさず短髪にする
髪は、伸びているよりも短髪の方が薄毛は目立たなくなります。その理由は、短髪の方が頭皮の色とのコントラストが少ないためです。
髪が長いと髪の黒と薄くなっている部分とで、色のコントラストが生まれて、どうしても髪がない部分だけ強調されてしまいます。
薄くなってきたら思い切って短くすることがポイントです。
2.トップにボリュームを出す
トップにボリュームを出すこともポイント。トップにボリュームを持たせることによって、頭頂部の薄毛が目立たなくなります。
ツンツン立たせたり、毛先に動きを出してボリュームを持たせましょう。
3.隠すところは隠す、出すところは出す
例えば、M字に薄くなっている場合、おでこを出してしまった方が、髪で隠すよりも目立たなくなります。M字を隠そうとすればするほど、不自然な髪型になるからです。
しかし、頭頂部の場合は、短くしてあえて出すこともありますが、スタイリングでカバーをして隠してあげることも大切になってきます。
これは、ヘアスタイルによって異なるのに、美容師がしっかりと見極めるようにしましょう。
薄毛におすすめのヘアスタイル
1.ソフトモヒカン
ソフトモヒカンは、数年前にこぞってみんながやっていたヘアスタイルですね。ベッカムヘアとも呼ばれていました。
実は、ソフトモヒカンは、薄毛に人にはとてもおすすめなんです。
グラデーションにサイドを刈り上げて、トップにボリュームを出せば、M字や頭頂部の薄毛が目立たなくなります。
しかも、スタイリングもとても簡単ですし、社会人やスポーツをやっている人にも清潔感があり、とても人気のあるヘアスタイルです。
2.オシャレ坊主
オシャレ坊主はただ坊主にするだけでなく、ベリーショートから少しトップに長さを持たせた坊主です。サイドはかなり短くカットして、ツーブロックのような坊主にすることで、薄毛の部分と頭皮の境目が分からなくなり、薄毛が目立たなくなります。
カラーが可能であれば、少し明るめのブラウンで染めてあげれば、更に薄毛対策に。
ただし、とても短くカットするため、頭の形で似合うかが左右されてしまうことがデメリットになります。
スタイリングもラクですし、短い髪が好きなお客様にはおすすめです。
3.ピンパーマスタイル
ピンパーマスタイルは、トップにピンパーマで動きを出してくせ毛風のパーマをかけるスタイルです。ランダムにパーマをかけることで、遊び心のあるボリュームのあるヘアスタイルができます。
毛先の動きを出せることが最大のメリット。
サイドは短めにカットすることで、トップのボリュームがより引き立ちます。
オシャレなヘアスタイルにしながらも、薄毛をカバーできるヘアスタイルです。
4.スパイキーショート
スパイキーショートは、トップを少し長めに残しワックスでツンツン立たせるヘアスタイルです。若い世代に人気のヘアスタイルで、ナチュラルな印象になります。
こちらは、M字に薄くなってきてしまった人へおすすめのヘアスタイルです。
前に向かって束間のあるスタイルをつくるので、M字部分が目立たせなくなります。
どうしてもサイドを短くしたくないという人におすすめです。
まとめ
コンプレックスで悩んでいるお客様のためにも、ヘアスタイルを提案してあげられることは、美容師としてとても大切です。
これらを参考にしてアレンジしながら、薄毛が目立たないカット方法を習得しましょう。