正しいシャンプーの方法

突然ですが、みなさんはどれくらいの頻度でシャンプーをされていますか。
昔の日本は、着物を着て日本髪を結う文化があり、その名残を引き継がれた今の高齢の方は毎日髪の毛を洗わない習慣が残っていると言われています。
しかしながら、現代の日本人はほぼ毎日髪の毛を洗う人の方が多いように思います。
これは世界的に見ても、これだけほぼ毎日髪を洗う人種は少ないようです。
そこで今回は、毎日洗うからこそ知っておいて頂きたい、正しいシャンプーの方法をお話しさせて頂きます。
ブラッシングの重要性
女性は毎日ブラッシングをする人の方が多いですが、男性は毎日しないという人が多いようです。
たしかに髪の毛が短いと絡むこともないですし、ブラッシングをしなくても特に問題がないように思われがちです。
しかし、ブラッシングをすることにより、頭皮の血行促進効果があります。
頭皮の血行が悪くなると、抜け毛の原因になったり、頭皮と皮膚一枚で繋がっているお顔の老化にもつながると言われています。
毎日のブラッシングは血行を促進し、お顔のアンチエイジングにもつながります。
また、シャンプーをする前に髪の毛が乾いた状態でブラッシングをすることをオススメします。ブラッシングをすることにより、抜け毛を除き、シャンプー時に髪が絡むのを防ぐことができます。
そして髪の毛は濡れると水分を含み、膨潤するため、ダメージを受けやすい状態になっています。
そのため、無理にブラッシングをすると切れやすく、キューティクルが開いた状態ですので、ダメージにつながりやすくなります。
濡れた状態でのブラッシングは避け、乾いた髪を優しくブラッシングすることがポイントです。
正しい髪の洗い方
その際、抜け毛を取り除くだけではなく、髪に付着しているホコリなどの汚れも取り除くことができると言われています。
髪の毛を洗う際は、まず熱くないぬるま湯でよく頭皮を中心に髪を洗い流します。
その後、適量のシャンプーを手に取って泡立ててから頭皮にシャンプーをつけ、指の腹を使って頭皮を揉みながらシャンプーをしていきます。
この際に、絶対に爪を立てて洗わないようにしましょう。
爪を立てて洗うと頭皮が傷ついてしまいます。
全体をまんべんなく洗えたら、シャンプーをよくすすぎ流します。
シャンプーが頭皮に残ると、頭皮が荒れたり、かゆみの原因になります。
すすぎ終わったら、適量のリンスやコンディショナーを毛先中心に髪の中間までつけ、もみ込んでからお湯で流します。
髪をダメージから守るには
そのため、シャンプーをした後に長時間放置したり、乾かさずに自然乾燥をすることにより、ダメージへと繋がります。
濡れた状態の髪の毛はキューティクルが開いており、内部の栄養素が流出しやすくなっています。
また、摩擦により、枝毛や切れ毛にも繋がります。
ですので、シャンプーをした後はできるだけ早く、ドライヤーで乾かすことが大切です。
どうしてもすぐに乾かせない場合は、柔らかいタオルで髪の毛を包み込んで乾燥を防ぐようにして下さい。
正しい髪の乾かし方
洗い流さないトリートメントはドライヤーの熱から髪を保護し、ダメージを軽減してくれます。
その後に、まず根元中心にドライヤーを当てていきます。
ある程度根本が乾いてきたら、頭の後ろから毛流に沿って、後ろから前にドライヤーの風を当てていきます。
さらに、上からドライヤーを当てることにより、よりおさまりが良くなります。
乾かし終わったら、さらに少量のアウトバスやオイルを髪につけることにより、髪を乾燥から守り、さらにおさまりを良くしてくれます。
まとめ
美しい髪の毛を維持するためには、正しいお手入れ方法を知ることがとても重要です。
正しく扱うことにより、少しでも長く、健康な髪の毛を維持して若々しく保てると素敵ですよね。
もし、今まで間違ったお手入れをされていた方は、今日からできることを少しずつ実践して頂けたら幸いです。