美容師がおすすめする厳選プロダクトの紹介【カラー編】

今回お届けする内容は【美容師がおすすめするプロダクト紹介】です。プロダクトと言っても様々で業務に関わる物全てプロダクト=製品です。例えば美容師さんと深く関係するカラー材。これは必要不可欠ですよね。カラー材の他にもヘアアイロンやヘアドライヤーなど多くの美容家電があります。
その中でも今回は、今まで数多く使ってきた中でこれは良かった!という物を厳選して具体的に紹介していきます。
美容師を続けていると『こだわり』が出てきますよね。
これを読んで見て、貴方の拘りと私のこだわりあるプロダクトについて比較してみても、新たな発見があり楽しいかもしれませんね。

おすすめするプロダクト【カラー剤】

カラー剤は実はとても多く、それら全てを把握している美容師さんはごく少数です。
実際にサロンで働いてみると分かるのですが、最初のうちはまず自分が勤めるサロンにある薬剤を覚え、特徴や使い方などを覚えていかなければいけません。
そして大体はサロンで取り扱っているカラー剤、メーカーというのはある程度固定化しているのでお店の業務方針が変わったりしなければ、自分で購入するかSNSや業界紙で自サロンにある薬剤以外の知識をインプットするしかありません。
新卒で入社される方はまず自分が勤めるサロンのカラー剤を熟知し、ある程度勉強して使いこなせるようになったら他メーカーさんの薬剤に手を出した方が良いですよ。
それでは少数に絞り、厳選したおすすめのカラー剤の紹介と一緒にメーカーさんの紹介をしていきます。

マルチで万能カラー THROW(bex-beauty experience)

特徴
・究極のアッシュ
・赤みを排除するカラー設計
・薬剤粘度が丁度良く伸びが良い/低刺激
・ブリーチなしで外国人風カラーがしやすい
・透明感
私が使ってみた実感も兼ねてざっくりと特徴説明をしました。
他にもたくさんありますが絞って具体的に説明します。
まず【究極のアッシュ】ですがとても響きやすいキーワードですよね。
このワードはbexが開発した際のTHROWのコンセプトです。
まず日本人の髪質は黒く、太い。
明るくしようとすると必ず赤みが発生してしまう。
髪の赤みが日本人の髪の特徴なんです。
そこで赤みを消すのに必要なのが【アッシュ=寒色】です。
その寒色に徹底して拘ったプロダクトがTHROWです。
そして薬剤塗布をする時の薬剤粘度が非常に丁度良く、カラー剤の伸びが良くとても塗りやすいんです。
もちろん個人差がありますが私は今でも一番よく使っているメインカラー剤です。
5種のオーガニックオイル、8種のボタニカルエッセンスの配合もあり頭皮に優しい、染みにくいという点もありお客様からも実際に『全然染みない、そしてカラー剤の臭い匂いがしにくくて、いい香りがする』と言った声も多く、たしかに香りがいいという特徴があります。 香りがいいというのはとても良いことで、お客様がお家に帰ってからも嫌な思いしないという配慮がしっかりとされています。香りは香水式となっておりそれぞれトップ〜ラストにかけて『青リンゴ』『ジャスミン』『ムスク&ピーチ』と3段階の香り変化式となっています。
更に、ブリーチなしでも透明感ある外国人風カラーが可能です。
やはり赤みを除去してくれるベースカラー設計もありますが、意外にもアルカリ度が高く髪の毛のアンダーを削ってくれる力が強いという点があります。髪内部の色素を削ってくれることによって透明感カラーは実現できます。
デメリットとして捉えるかは人次第ですが、その代わり色落ちが少々早いという点があります。アンダーを削り赤みが出てきたところにアッシュを入れ赤みを極力除去し透明感が出るカラー剤と言ったところでしょうか。
大人女性におすすめできるファッションカラーですね。
THROWにはコンフォートラインという白髪染めもラインナップされています。
従来の白髪染めはどうしても赤みが強くでてしまうカラー設計でしたが、コンフォートラインでは従来の赤みあるブラウンではなく、ブラックチャコールとこげ茶を掛け合わせ、赤身に頼らず白髪を染めることができ白髪染めでも赤みが少なく透明感ある濁りのないヘアカラーを表現することできます。
私自身、今までの白髪染めにはもう戻れないくらい綺麗に染めることができ、お客様にも喜ばれることが多いので白髪染めのラインナップから外すことはありません。
まだまだ解説できますが、とても長くなってしまうのでここで止めておきます。THROWをまだ使ったことのない美容師さんは試しに使ってみてはいかがでしょうか?

新時代の高級カラー剤 iNOA(LOREAL)

特徴
・日本初オイルカラー
・圧倒的な艶
・超低ダメージ
・アンモニア無配合
INOAオイルグロスカラーは有名なロレアルからリリースされたカラー剤。
日本初のオイルカラーというのは知っていますか?従来のカラー剤は水分ベースですがiNOAカラーはオイルベースでできています。
ロレアルは今まで実現できなかったオイル配合率をかなり高い数値でカラー剤に配合することができたメーカーです。
そのオイル配合率は60%です。
通常のカラー剤にも多少はオイルが含まれているのですがほんの数%のみなんです。
そこで主成分の60%をオイルにしたiNOAカラーは革命とも言えます。
オイルで染めるがコンセプトなのも新しくワクワクしてきますね。
オイルカラーというだけあって髪へのダメージも大幅に軽減され『傷まないカラー』と言われています。
少しケミカルな内容になってしまいますが、従来のヘアカラーは髪表面のキューティクルを開くためにアルカリを主に使い、キューティクルを傷つける(削る)カラーを浸透させていましたが、iNOAでは60%も配合されたオイルが髪表面に付きキューティクルを守ってくれます。
そうなるとどうなるか、キューティクルを傷つけないプロテクターが発生します。
そして、オイルは水と反発します。その作用により水に溶けた染料とアルカリを髪内部に押し込み浸透していきます。
この方法がロレアルが特許取得した【オイルデリバリーシステム】というものです。
なかなか面白いですよね。
そしてオイルカラーと聞くだけでも想像できてしまう圧倒的な艶感です。
傷まないカラーと言われているだけあり『低ダメージ=高い艶感』はやはり比例します。
この記事を見て、実際にiNOAカラーを使ってみようと思った美容師さん、使ってみたらこれまでのカラー剤とは明らかにレベルの違う艶感に驚きますよ。
更に匂いに関しては、アンモニア無配合ということでツンとした匂いが抑えられるためお客様、使う側の美容師さん両方が快適なカラーができる処方となっており嬉しいです。
ただネット上では無臭と表記されたりしていますが決して無臭なわけではありません。
また、THROWとは少し違いますがINOAももちろん日本人が嫌いな赤みが出づらいく、発色のいいカラー剤になっています。最近のカラー剤は日本人が嫌う要因をなるべく排除できるような作りになっている傾向が強いですね。
とても良いことです。
INOAに関してのデメリットとしては容量が60gと他のカラー剤と比べて少ない、そしてその容量の割には値段が高い点ですね。
ただ高級路線のお店との相性もよく艶髪が欲しいお客様をターゲットにしているお店ではなお良いでしょう。
契約サロン式なので契約する事でロレアルHPに契約店も載り、ブランディング化もしやすいです。
お客様の反応がとてもよく、使うと辞めることができなくなってしまうカラー剤です。是非、体験してみて欲しいです。

まとめ

如何でしたでしょうか。
今回は実体験から来るおすすめのプロダクト【カラー編】を解説させていただきました。
選択肢が多くなると結局どれを使って良いかわからないなどの迷い出てしまいます。
なので今回は実感と、厳選ということで狭く深く解説させていただきました。実際のお客様の反応も良いため一度お客様に使ってみていただきたいと思います。
この他にも、スタイリング剤、アイロン、ドライヤーなど私が拘りを持って使用してこれは良いと実感できているプロダクトがまだありますのでまたの機会に紹介させていただきます。
是非使ってみてください。

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