今から知っておきたい美容室開業に必要な資金とは

いつか独立して自分の美容室をオープンさせたい!
そうは思っても美容室を開業するのってすごく大変そうだしお金もかかりそう・・。
実際美容室を開業するのに必要な資金は700万円から1500万円が相場といわれています。
自分の美容室をオープンさせたいと思ったその日からコツコツ準備を進めれば、美容室を開業させることは夢ではありません。
まだ漠然としか考えていない方も、美容室開業に必要な資金について今から知っておきましょう。

美容室開業に必要な資金

美容室開業に必要になる資金は700万円〜1500万円が相場といわれています。
美容師として働きながら必要な資金を貯金することは容易なことではありません。
そのためほとんどの美容師さんが「日本政策金融公庫」から融資を受けて開業します。
自己資金は開業費用の30%を用意するのが理想といわれているので、例えば1000万円開業費用がかかるとしたら自己資金は300万円以上を貯めるのが理想です。
半数以上の方が自己資金を準備するのに1年以上かかるという結果が出ているので、いつまでに開業したいと目標があるならば逆算して自己資金をコツコツ貯めていきましょう。

開業費用の内訳

美容室開業費用約1000万円の場合の以下のような内訳の例

・内装工事費・・・50.6%(476万円)
・機械、什器、備品など・・・21.0%(197万円)
・運転資金・・・16.0%(150万円)
・テナント貸借費用・・・11.1%(104万円)
・営業保証金、FC加盟金・・・1.4%(13万円)

合計940万円 (引用:日本政策金融公庫「創業の手引き+」)

あくまでも例ですので内装にこだわるならば内装工事費用は当然上がりますし、居抜き物件を改装して利用するなら内装工事費用も機械・什器にかかる費用も例より抑えることができます。
約70%の企業が開業から軌道に乗るまでに半年以上かかるとされているので、赤字を想定した運転資金を最低3ヶ月分は用意します。
運転資金とは美容室運営にかかる家賃や光熱費などの固定費、生活費や人件費です。従業員を雇う場合、運転資金には従業員の賃金も加わってきます。
テナント貸借費用とは物件を借りる際に必要になる初期費用です。
物件によって敷金礼金、前家賃などが変わってきますので、物件を借りる前に必ず計算をしていくら必要になるのか把握しておきましょう。

事業計画を立てる

美容室を開業するにあたって事前から資金について事業計画を立てておきましょう。

・どの地域に出店するか考え、その地域の家賃相場を知る。
・内装工事費やシャンプー台、椅子など什器の相場価格を知っておく。
・売り上げの見込みを想定する。
・どのくらいの規模の美容室を出店するのか、従業員を雇うのか決めておく。

3割の方が開業の際に自己資金不足を感じたといいますので、以上のことだけでも想定しておけば資金がいくらい位かかるのか、自己資金をいくら貯めなければならないのか目安が作れます。
実際に開業する場合は明確に事業計画を立て、創業計画書を作成する必要があります。
その事業は実現可能なものか創業計画書をもとに金融機関に判断されて融資を受けられるかが決まります。
創業動機や事業経験、事業の見通しが重要になりますので自己分析と情報収集を早いうちから行うようにしましょう。

融資を受けるために今から気をつけること

融資を受けるには金融機関から信用を得なければなりません。
では信用を得るには何を気をつけていたら良いのでしょうか。

1、勤務経験


勤務経験が短いことで融資を受けることができないわけではありませんが、美容室を経営していく上で経験と実績は重要視されます。
自分の売り上げの推移やアピールできる経歴はメモをしておくなど形として残し、資料として使えるようにしておきましょう。

2、自己資金


自己資金を貯めることは、計画的に資金を用意し開業意欲があるものと金融機関から判断されます。
美容室を経営していく上でも計画的に物事を進める能力は必要になり、そういった能力や努力を金融機関は融資の判断材料にしますので、コツコツと貯金をすることは非常に重要になります。

3、支払い能力


金融機関から返済能力があるかを判断されます。
公共料金、家賃、住宅ローン、税金などを滞りなく日頃から支払っているかが判断材料となりますので、延滞することのないよう気をつけましょう。
支払いの遅れは信用を低下させてしまうことになります。

まとめ

美容室を開業しようと決意したその日から、自分が経営者である自覚を持って過ごすことが大切です。
事業計画をもとにコツコツと準備を進めておくことで、ぶち当たる壁も少なくなると思います。
途中で資金が足りなくなってしまったり、日頃の支払いの滞りのせいで融資を受けれなかったなんてことにならないようお金にはシビアになりましょう。
計画を計画通りに遂行できる人になることも美容室開業の準備の1つです。

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