フリーランス美容師に向いている人、向いていない人

現役で美容師をしている私が実際に働いていてフリーランスに向いている人と向いていない人についてご紹介させていただきます。

美容業界におけるフリーランスとは

フリーランスとは自分で働く時間を調節して自分の働きたいときに働いて休みたいときは休める。
とうイメージですが、美容業界においても同じで自分のペースに合わせて働く時間を調節できるのは今の時代の考え方にとても合っていて合理的です。
s 自分の実力次第では店舗を構えるよりも稼ぐこともできますし、1カ月のお給料が100万円を目指すことも可能です。

フリーランスに向いている人

私が思うフリーランスに向いている人の特徴として

1.人と話すことだけではなく雰囲気を見極めることができる人

フリーランスは固定のお客様だけではなく新規のお客様を担当することも多々あります。
そこでお客様とのコミュニケーションを取ることはもちろん、そのお客様がなにをしてほしいかを見極めることができるかが重要だと思います。
フリーランスの場合、アシスタントもいなければ助けてくれる先輩も周りにおらず、完全に自分1人で最後まで担当しなければなりません。
そのお客様が何を望んでいるのかを会話の中で見極めて次の来店に繋げなければお客様を紹介されることがなくなるので仕事が減り、収入も減ってしましいます。

2.職場の人付き合いが嫌な人

美容業界は縦の繋がりが非常に厳しい世界です。
華やかなイメージの美容師の世界ですが実際は上下関係が非常に厳しく、非合理的なやり方でも先輩の言うことは絶対聞かなければならないという古臭い体育会系の世界なんです。
フリーランスの場合は、完全に自分1人でお客様を対応するのでカットの切り方、カラーの塗り方も自分の好きなようにすることができます。

3.今のお給料に納得していない人

美容室に勤務しているとどうしても給料に納得できないということが出てくると思います。
1人で○○万円も売り上げているのにお給料がこれだけしかない!ということが必ずでてきます。
美容室勤務の場合はどうしてもオーナーが儲かるような仕組みになっているのでどれだけ頑張っても雀の涙程しかお給料が貰えないというのが今の現状です。
フリーランスの場合は自分がやればやるだけお給料が貰るので今のお給料に納得していない方はフリーランスに転職してみるのも1つの手だと思います。

フリーランスに向いていない人

私が実際に働いていてフリーランスに向いていない人の特徴として

1.自分で考えることが苦手な人

フリーランスは完全に1人でお客様を対応しなければなりません。
今まで担当していたお客様のように、いつも通りの長さ、いつも通りの色というのは難しくなってきます。
フリーランスになると全てのお客様が新規のお客様になるので、2.3回続けて来店していただくまでに自分の特技とお客様の望んでいる物をぴったりと当てはめる必要があります。
なので、自分でスタイルを提案することが苦手な人はフリーランスには向いていないと思います。
実際に私も自分で提案するのが苦手なのでフリーランスが向いていなく、美容室に勤務しております。

2.お客様との会話が苦手な人

美容室勤務の場合はアシスタントがお客様と話してくれたりお店の雰囲気で喋らなくても問題のない場合が多いですが、フリーランスの場合は話が違ってきます。
1人で最初から最後まで担当しなければいけないので、お客様との会話の中でどういうスタイルが似合うのか、好みなのかを聞き出す必要があります。
直接どういうスタイルが好きなのかを聞くのも1つの手段ですがお客様が好きなスタイルが似合うスタイルだとは限らないのでそのお客様の生活シーンに合ったスタイルを提案しなければなりません。
お客様との会話の中で上手に情報を引き出してその方に似合って気に入っていただけるヘアスタイルを提供することができなければ、他の美容師と変わりがないので自分から離れていき指名がなくなり、仕事がしたくてもできないという状況に陥る可能性もあるのでお客様との会話が苦手な方はフリーランスに向いていないと思います。

3.技術に自信が無い人

お客様を担当する上で1番大事なことは技術です。
どれだけお話が面白くて楽しい気持ちにさせたとしても技術がダメではお話になりません。
私たち美容師はカットだけではなくカラーやパーマなど色々な技術をしなければなりません。
自分の技術に自信がない方はフリーランスで働いてもお客様が着いてこない可能性があるのでフリーランスには向いていません。
しかし、技術が苦手な場合は練習すれば確実に上達しますので今の美容室が嫌だなと思ってもグッとこらえて技術だけは上達するまで頑張ってみることをオススメします。
美容室を変えると1からアシスタントとして雇われることも多いので余程のことがない限りは我慢して技術だけ覚えてしまってフリーランスに転職するのも1つの方法です。

まとめ

フリーランスは自分1人の力で集客から技術まで担当しなければなりません。
自分の技術はもちろん、個性と魅力がなければ食べていくことが難しいと思います。
美容室に勤務していると集客や技術の面ではサポートをしてくれることもありますが、上下関係やお給料の面で不満を抱くこともあります。
フリーランスの場合は集客や技術のサポートはありませんが、成功すれば人間関係に気を遣うことがなくお給料も自分の実力に見合った額がもらえるのでストレスフリーで仕事ができます。
一概にどちらの方が良いとは言い切れませんが、自分に合った働き方を美容師が選べる時代になってきていますので今悩んでいる方は検討してみてはいかがでしょうか。
今の時代どこの美容室も人手不足で悩んでいるのが現状なので、フリーランスが万が一上手くいかなくても再就職先はたくさんあるので思い切ってチャレンジしてみるのも有効だと思います。

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